大学編入物理の対策方法とおすすめ参考書を紹介します。
この記事は、
と言う方に向けた記事です。
ちなみにこの記事を書いている僕は大阪大学、神戸大学に編入試験で合格したものの、物理対策には苦戦しました。情報収集にかなり消耗したので、実際に編入物理をマスターした僕がノウハウを公開して少しでもお役に立てればと思います。
編入物理対策で悩んでいる方は、最後までしっかり読んでみてください。
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〜本記事の内容〜
- 編入物理の対策方法はこの2つだけ!
- まずは1ヶ月ほどで物理の基礎を固めよう!
- 微分積分の回答方法をマスターすれば編入物理はOKです。
編入物理対策
という方も多いですよね?でも安心してください!
結論から言うと編入物理は、
- 物理の基礎固め
- 微分積分で解答する思考を身につける
だけで大丈夫です。
学校の定期テストなどでしっかりと勉強していた人であれば、基礎力は身についていると思うのですぐに過去問や参考書を解けば問題ないと思われます。
とはいえ、物理は圧倒的に難しい教科なので、定期テストなどで高得点を取っていた方もまずは基礎勉強をおすすめします。
基礎さえしっかりすれば、あとは微分積分での解答方法を覚えるだけなので、効率よく勉強することができるのおすすめです。
物理の基礎勉強方法
まずは受験校の過去問を確認しましょう。
無駄な勉強を避けるために力学が出題されるのか、電磁気が出題されるのか受験校の物理の出題範囲を確認してください。
出題範囲が確認できれば、あとは基礎勉強をひたすらすすめます。
物理の基礎を身につけるのは簡単で、この参考書をやりこむだけ。
▼物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)
力学・波動が出題範囲の方はこちら
▼物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)
熱・電磁気・原子が出題範囲の方はこちら
このおすすめ参考書で基礎勉強をすすめてください。
ゆっくり勉強しても1冊2週間程度で終わるかと思います。
僕の場合は力学・熱・電磁気・原子が必要だったので2冊購入して波動以外を勉強しました。
勉強方法はいたってシンプル。
- ①出題範囲分野を一通り解く
- ②わからない箇所は解答を読み込む
- ③再度解く
要は何周もして基礎を叩き込めってことです。
何周かすると確実に基礎力は身につきますので、2〜3周は必ず勉強しましょう。
かなりわかりやすくまとめられた参考書なので、効率よく勉強ができますよ。
微分積分で解く勉強方法
編入物理の解答は微分積分での解答が必須です。
他の編入物理対策を紹介している方は説明していませんが、高校物理と違い編入物理は微分積分での思考が必要になってきまして、必ずその思考で解答することが求められます。
一言で言うと、大学教養レベルの物理です。
微分積分で解くって意味がわからないという人のために簡単に解説します。
〜その一例〜
運動方程式はF = maと学んできたのではないでしょうか。
運動方程式というのは結局のところ微分方程式です。
てな感じで加速度を微積分で表現できます。
←かなり大雑把な説明です。
微分方程式で解けなきゃ編入試験の物理は話になりません。微分方程式が苦手な人はまずは微分方程式をさらっと復習しましょう。
僕はこの段階で苦労したので、数学の対策もある人は同時並行で進めて微分積分の数学力も上げておくことをおすすめします。
また電磁気では解答に連立微分方程式を解くことが必要になってくるので、連立微分方程式も必要になってきます。
ここら辺は数学の範囲ですが、すごく簡単なのでちゃちゃっと勉強しましょう。
→編入数学の勉強方法はこちらの記事をごらんください。
やることが多すぎて難しそうと思いますが、不安になることはありません。
基礎物理(高校物理)が身についていれば、微分積分での解答はすぐに理解できます。
▼特別編集版 微積で解いて得する物理
微分積分の解答方法はこの1冊でOKです。
微分積分で物理を解くとはどういうことかがダイレクトに理解できます。
ゆっくり進めても1ヶ月ほどあれば余裕で終わる内容なのでおすすめですね。
この参考書がなければ本当に編入物理はやばかった、やっていて本当に良かったと思います。
一つ障害があると言えば、kindle版しかないという点です。
とはいえ、kindleは電子書籍でかなり便利なので、通学中や通勤中でも勉強することができるので余裕があれば購入することをおすすめします。
kindle版をおすすめする理由
ちょっと脱線。
なぜか大学受験とか目指している方は、紙での参考書にこだわりますが何冊も参考書を持ち歩くのはおすすめしません。
図書館で勉強するときに、参考書重い、疲れた・・・ってなります。
僕はkindle版がある参考書は、必ずkindle版を購入します。
大阪大学の学生もkindle持ってる方が非常に多かったです。←やっぱり賢い人はコスパ重視だなと実感しました。
(勉強後に売るとかせこい考えはやめて、荷物を少しでも減らして受験に集中できる環境を整えましょう。)
脱線しましたが、微分積分で解く物理の解答方法がわかったところでおまけの勉強方法を紹介します。
過去問をひたすら解く
物理の基礎、微分積分での解答の思考がだいたい2ヶ月くらいで身につくと思います。
そこからはひたすら過去問を解きましょう。
受験校の出題範囲に電磁気がある場合は、他校の過去問の電磁気も解きましょう。
物理は過去問が少ないので、受験校以外の過去問も解くことをおすすめします。
過去問の入手方法
過去問は志望校から取り寄せる方法が一般的です。
ただし手に入って過去3年分程度です。
効率の良い方法で言えば、過去に編入試験を受験したブログなどを訪問して過去問をいただけないか聞いてみましょう。
この参考書は買わなくて良い
これまで紹介した参考書で十分合格は狙えます。
よくこの黄色シリーズの参考書を紹介している方を見かけますが、絶対に買わなくていいです。
実際に僕も買いましたが、解答が不親切で無駄に問題数が多く、編入物理ではここまでやる必要ないです。
時間が勿体無いだけなので、やる必要なし。
ただし物理先行だったり、物理をしっかり対策したい人は検討してもいいかもしれません。
編入試験でしたらこの参考書を勉強しても無駄なので絶対に買わないでおきましょう。
おすすめ参考書おさらい
最後におすすめ参考書のおさらいです。
これだけで十分。あとは過去問です。
物理の基礎
▼物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)
力学・波動が出題範囲の方はこちら
▼物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)
熱・電磁気・原子が出題範囲の方はこちら
微分積分での解答思考
▼特別編集版 微積で解いて得する物理
微分積分での解答方法が身につきます。この参考書に出会えて本当に良かったと思える良書。
効率よく勉強して合格を目指しましょう。
※大学編入専門のオンライン個別指導を利用する裏技
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