今回の記事は神戸大学工学部の受験体験記です。
- 神戸大学工学部の編入試験って難しいの?
- 勉強期間、具体的な対策方法が知りたいな。
- 倍率ってどうなっているの?
といった方に向けた記事です。
神戸大学工学部の編入試験に関する上方をぎゅっと詰め込んだ記事になっています。
僕は実際に高専から大阪大学工学部、神戸大学工学部へ合格しましたのでそういった背景から語ります。
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神戸大学工学部への編入
僕は本命が大阪大学の工学部であったため、滑り止めとして神戸大学工学部を受験しました。
とはいえ神戸大学は私立大学、社会人が受験できる最も偏差値の高い大学で倍率が高いためしっかりと対策して受験に臨みました。
(旧帝大の理系は高専生しか受験資格がありません)
そこで得た、情報や勉強方法、具体的な勉強期間について説明します。
勉強期間
勉強期間はだいたいだ受験日から8ヶ月前くらいです。
科目は数学、英語、物理、小論文のためだいたい1年も前から準備すれば間違えなく合格できるかと。
僕は数学、専門については基礎が出来ていたので8ヶ月前から勉強を開始しました。
自信がない方は1年前から前もって準備しましょう。
神戸大学を受験した人の勉強期間は1年半〜6ヶ月前くらいと幅広かったですが、余裕を持って勉強しましょう。
受験層
神戸大学は社会人、大学生の生徒が旧帝大を受験できないという理由から、理系では最難関校となります。
また旧帝大を受験する高専生も滑り止めで受験します。
受験層は幅広く受験生も多いため倍率は高いです。
倍率
倍率は非常に高いですが、合否にはあまり関係ないかと思います。
個人的に調べた結果ですが、おそらく足切りがあると思われます。
合格者数が若干名であること、学科によって合格者が1人〜7人と振れ幅が大きいことから足切りは存在するかということです。
仮に全員足切りを超えてくると、その中での戦いになるため1点でも多く点数を取る必要がありますよね。
対策方法
各教科の対策方法はこんな感じ。
数学
神戸大学工学部の数学はぶっちゃけ難易度低めです。
合格するレベルの人はおそらく少なくとも8割は取れているかと。
しっかり対策することで満点は余裕なので、ずばり満点を目指しましょう。
対策期間としては、基礎は出来ている方は余裕をもって8ヶ月前。
数学が苦手で基礎が怪しい方は1年前から準備するといいかと思うので、事前に準備しておきましょう。
内容は難しくないので、僕が解説している方法で準備することで十分8割以上は取れます。
使った参考書はこの2冊だけです。
余計な参考書を買う必要はないですし、この2冊で十分合格可能なので集中して勉強しましょう。
▼編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演
▼編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習
具体的な対策方法はこちらの記事で解説していますので、興味のある方はご覧ください。
【大学編入】数学の対策方法とおすすめ参考書【裏技・勉強方法】
英語
英語も難易度は低めです。
具体的な目標点数ですが、8割以上取れるように目指しましょう。
具体的な内容こちら。
- 長文読解
- 短文穴埋め
- 英作文
典型的な受験英語です。
とはいえ難易度は低めでして、普通の高校生が受験する2次試験より難易度は低いかと思います。
〜長文読解〜
長文は短く、難しい単語も出題されません。
和訳と要約が中心です。
長文は受験者ほぼ全員が高得点をとってくるので、間違えなく解けるようにしておきましょう。
僕は長文をできるだけ多く読むことに力をいれました。何度も同じ長文を読むことで自然と読解力が身につきます。
実際に使った参考書はこれだけです。
▼英語長文問題精講
〜短文穴埋め〜
こちらも簡単でイディオムを覚えていけばほとんどOKです。
TOEICにも使える参考書を使ってイディオムを勉強しました。
難しいイディオムは出題されないので、TOEICの勉強がてら学習する程度で大丈夫です。
▼TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
〜英作文〜
英作文は対策している人が少ないのでしっかり対策することで他の受験生に差をつけることができます。
神戸大学の編入英語で他の受験生に差をつけるとすれば、英作文しかありません。
しっかり対策しましょう。
とはいえ英作文は受験前の3ヶ月くらいから準備すればOKです。
基礎さえできていれば、英作文の型を覚えればいいだけなので、難しく考える必要はないです。
英作文はこの参考書だけでOK。3ヶ月もあれば十分終わります。
この参考書で覚えた150の型を、状況に応じて単語を変えたりするだけで試験に対応できます。
▼英語の構文150―UPGRADED 99 Lessons
もっと詳しい英語の具体的な対策方法はこちらの記事で紹介しています。
【大学編入】英語の対策方法とおすすめ参考書【裏技・勉強方法】
僕は英語は苦手だったので、1年前から単語帳を見たり、簡単な文法を勉強したりしていました。
理系学部生は英語が苦手な人が多いので、余裕をもって1年前から準備しておくのがいいかと思います。
物理
物理は数学、英語に比べると難しいです。
ほとんどの受験生は物理で得点が取れてないと思います。
ぶっちゃけ4割以上取れれば問題ないです。
それじゃ物理で高得点取れればいいよね?って話になりますが、そういうわけでもないです。
僕は実際物理は5割超えてないと思いますが合格しました。
おそらく神戸大学の工学部の編入試験で物理はそこまで重要視されていないので、英語、数学、専門、小論文が大切だと思います。
ただ対策して高得点を取ることで合格は近づくので、5割を目指すのではなく、7割以上を目指しましょう。
僕が実際に対策で使った参考書はこの3冊だけです。
▼物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)
力学・波動が出題範囲の方はこちら
▼物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)
熱・電磁気・原子が出題範囲の方はこちら
微分積分での解答思考
▼特別編集版 微積で解いて得する物理
微分積分での解答方法が身につきます
具体的な対策方法はこちらの記事をどうぞ。
参考書の使い方も説明しています。
【大学編入】物理の対策方法とおすすめ参考書【裏技・勉強方法】
小論文
こちらはほとんどの受験生が苦戦するかと思います。
明確な対策方法がないので、理系学部の生徒には抽象的だと感じて敬遠する教科かと思います。
なので、ほとんどの受験生が準備せずに感覚で受験に臨みます。
他の受験生と差をつけることが出来る教科なので、完璧に準備しておきましょう。
勉強している人とそうでない人とで点数が大きく変わる教科ですが、準備すればすぐに点数が取れるので勉強しないなんてもったいないです。
ずばり8割以上取れるように準備しましょう。
準備方法としては、過去問を3年くらい解いて解答の型を覚えればOKです。
まずはこの本を1冊読みます。
▼大学院・大学編入学 社会人入試の小論文 改訂版 思考のメソッドとまとめ方
この参考書である程度の解答の型を覚えることができます。
具体的な勉強方法についてはこちらの記事をご覧ください。
【大学編入】小論文の対策方法とおすすめ参考書【勉強方法】
小論文は準備していない学生が多いので、しっかり準備することで他の受験生と差をつけれるので力を入れて勉強しましょう。
面接
面接は圧迫面接ではなく、穏やかな感じでした。
受験生と教授複数人での面接。
受験の感想や、神戸大学の工学部に入って何がしたいかといった内容でした。
具体的にはこんな感じ・・・
- 志望動機(なぜ神戸大学の工学部なのか)
- 編入試験の出来(自己採点)
- 卒業研究について
- 配属されたい研究室について
- 高専での成績について
高専生は編入試験の志望理由などは、研究がしたいからといえば納得してもらえまずが他大学生はそうはいきません。
明らかに学歴が目的なので、しっかり対策しておくべきです。
関関同立の学生はなぜ今の大学じゃダメなのか?
といったことも聞かれることもあるようなので、しっかり準備しておく必要があるかと。
具体的にはこちらの記事で説明しています。
まとめ
神戸大学の工学部の編入試験は1年前から準備しておくと、誰でも合格できるかと。
高専生で神戸大学を受験する人は、ほとんど合格圏内の方だと思うので、しっかり準備して確実に合格を目指しましょう。
一方、関関同立などの私立に通う方が合格できないかと言われるとそんなことはありません。
しっかり準備することで十分合格は可能です。
ぶっちゃけ編入で神戸大学に合格できるって、チート行為です。
学歴を手に入れて人生を変えたい人はしっかり準備して受験に挑めばいいかと思います。
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