編入数学に必須の参考書である「編入数学徹底研究」の使い方を徹底解説したいと思います。
この記事は、
- 編入数学難しいな。
- 「編入数学徹底研究」買ったけど難しい。
という方に読んでいただきたいです。
大学編入数学は「編入数学徹底研究」をやり込むことで十分対策できますが、意外とこの参考書を使いこなせず難しいと感じてる方が多いです。
編入数学について効率よくまとめられた良書で、効率よく使うことで数学は完璧に対策できるのに勿体無いと思い記事にすることにしました。
この記事を書いている僕は「編入数学徹底研究」をやり込んで、大阪大学 工学部の編入数学で9割以上(自己採点)、神戸大学 工学部では10割満点(自己採点)を取って合格しました。とはいえはじめから数学が得意だったわけではなく、この参考書を効率よく使うことが出来た結果です。
そういった背景から語ります。
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「編入数学徹底研究」とは?
編入試験って専用の参考書ってなんなかありませんよね?
ところが数学はあるんですよ。しかもかなり質が高くこの1冊で編入数学が完璧に対策できる神参考書です。
その参考書が「編入数学徹底研究」です!
▼編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習
こちらの参考書は、実際の編入試験数学で出題された過去問ベースで構成されています。
また解説が驚くほど詳しいので、ごりごり勉強することが可能なんです。
編入数学はこの参考書「編入数学徹底研究」だけで十分です。というかこの参考書なくして合格は難しいので必ずこの参考書で勉強をすすめましょう。
勉強方法は?
とはいえこの参考書を実際に使った受験者から難しいです。と質問をいただいたので、勉強方法を解説します。
まずこの参考書の1P目から全てを解こうとするのは絶対に駄目です。
出題される範囲を把握する
必ず自分が受験予定の大学の過去問を調べて、出題される範囲だけを勉強しましょう。
編入試験は過去問と同じ分野しか出題されないので、3〜5年分ほどの過去問を取り寄せて出題範囲を確認すればOKです。
参考書の勉強する範囲をチェック
出題範囲がわかったところで、参考書の目次をチェックします。
例えば神戸大学の工学部は”行列”が出題されますよね。
こんな感じで目次にチェックします。
今回は”行列”にチェックしてみました。
概要ページを確認する
さっそく出題範囲を勉強していきます。
出題範囲を開くとまずはその範囲の概要が乗っているのでまずは一読しましょう。
(内容はモザイクをかけています。実際に購入して確認してください。)
ここで全く何が書いているか理解できない場合は、この範囲の基礎を勉強します。
この参考書「編入数学徹底研究」はある程度の基礎が出来ていることが大前提です。
とはいえ完璧に基礎を理解する必要はなく、あ〜こんな公式わかるし、基礎問題は最低限解ける程度使えるってレベルで大丈夫なので基礎はさくっと。
※微分積分の解き方がわかるみたいな感じです。
実際に例題を解く
基礎が固まったら実際に例題をときます。ここで基礎勉強もできるので、あまり基礎勉強に気を取られすぎないでください。
(内容はモザイクをかけています。実際に購入して確認してください。)
例題を解いていきますが、わからなかったらすぐに解答を見てください。
編入数学は同じ問題が出るので、考えるなんてナンセンスです。
すぐに解答を確認して、理解することに集中してください。
類題を解く
例題の解答が理解できたら次は、類題を解きましょう。
ここは解答を見ずに解きます。
とはいえ考える時間は長くても5分です。
5分たってわからなければ例題と同じくすぐに解答を見て、理解することに集中しましょう。
例題・類題を繰り返す
行列の場合は例題・類題がペアで1〜9まであります。
一通り1〜9まで解き終わったら、また1まで戻って解き直してください。
これを最低でも3回は繰り返します。繰り返せば繰り返すほど効果的で、3回も解けばほとんど解けるようになっています。
4回目以降は難しかったところ、解けなかった箇所を解きます。
章末問題
これを繰り返して例題・類題が解けるようになったら章末問題を解きます。
(内容はモザイクをかけています。実際に参考書を購入して確認してください。)
こんな感じで過去問ベースなのがわかります。
九州大学、筑波大学、京都工芸繊維大学の過去問から採用された問題が章末問題にはあります。
ここまで例題・類題を繰り返して解けるようになったら章末問題は怖くないです。
解答を見ずに一通り解いてみてください。
ここの章末問題は解答を見ずに時間をかけてじっくり解くことで、分からない箇所が明確になります。
とはいえ全然解けない場合も落ち込むことはないです。
解き終わったら解答を見て理解することに集中してください。
この章末問題は全て完璧に解答できるまで、何回も繰り返し解きます。
同じ問題やっても意味ないだろ!と思われるかもしれませんが、編入数学は似たような同じ問題が出題されます!!
出題される型を覚えればどんな問題にも対応できるという理屈です。
出題される型を覚えればいいので、何回も解きましょう。
おまけ
ここまで編入数学の対策方法が理解できたかと思います。
やることは多いですが、焦る必要はありません。
一歩ずつ着実に進めば必ず誰でも出来るようになります。
僕もはじめは例題すら理解できませんでしたが、こうして大阪大学に合格するレベルまでいったので大丈夫です。
ここまでやればある程度の問題が解けるようになりますが、他の受験生と差をつけて合格に近く方法を説明します!
編入数学過去問特訓
「編入数学徹底研究」が基礎編とするなら「編入数学過去問特訓」は応用編です。
旧帝大、神戸大学を受験予定の方はこちらも勉強しておきましょう。必須ではないですが余裕があればという感じです。
「編入数学徹底研究」の章末問題がまとめられた参考書と捉えてください。
解答の型が覚えられるので、数学で高得点を取って他の受験生に差をつけたい人は必須です。
僕はこの参考書も使いました。本当におすすめです。
▼編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習
過去問をやりこむ
とはいえ編入試験は過去問ベースなので、受験校の過去問も完璧にしておきましょう。
過去問と少し形式が変わった同じ問題が出題されることが多いので、過去問対策は必須です。
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